普通ではできない旅○ 普通ではできない旅 ~行きも帰りも~平成7年1月17日と言えば、兵庫県南東部を襲った阪神大震災のあった日ですよね。 僕の住んでいる兵庫県南西部でもかなり揺れ、震度3を記録しました。 さて、その4日後の1月21日、僕は学生時代の友人が結婚するということで名古屋に招待されていました。 久しぶりに多くの友人に会えると思い楽しみでした。 普通なら姫路-名古屋間は新幹線で2時間かかりません。十分日帰りできます。でも、行きも帰りも大変なことになりました。 それでは、僕の普通ではできない旅を紹介しますね。 1月21日 姫路 神戸付近は在来線も不通のため、まず播但線で北へ向かいました。 ↓ 急行 但馬 列車内には援助物資が入っているのかリュックを背負った人がさすがに多かったですね。 ↓ そして和田山に着いてびっくり。ものすごい人が溢れかえっていました。 ↓ 何度か和田山へ行ったことありますが、こんなに混雑しているのは初めてでした。 ↓ 乗り換えの特急が到着しても、乗れるかどうか心配でした。 和田山 山陰本線のホームに京都行特急あさしおが予定時刻よりかなり遅れて到着。 ↓ 特急 あさしお 予想通り列車内は大混雑。和田山で下車する人があったので、なんとか全員乗れたようです。 ↓ でも、もちろん座れるはずもなく、都会の満員電車のようなすし詰め状態でした。 京都 新幹線は西からの乗客がないためガラガラ、ゆったり座り名古屋に到着。 ↓ 新幹線 こだま 自宅を出発してから約6時間の旅でした。 名古屋 1月22日 名古屋駅前 日帰りは無理なので、一泊。あの混雑はかなわないって思い、飛行機で帰ることにしました。 ↓ 名鉄バス 前日予約していた広島行に搭乗するため名古屋空港に向かいました。 名古屋空港(小牧) 外は雨、でもまだこのときは帰りも大変なことになるとは夢にも思いませんでした。 ↓ ANA アナウンスで「広島方面大雨のため、名古屋空港へ引き返す条件付で出発します。」 ↓ 「えぇっ、明日は仕事なのに。」って思いながらも、なんとか離陸したので「やれやれ。」 (広島・山口上空) でも、しばらくして機内放送で「広島空港、視界が悪いため着陸できません。 ↓ 上空を旋回して様子をみます。」また、しばらくして「広島は天候の回復が見込めないため ↓ 宇部空港へ向かいます。燃料は40分ぶんありますので安心してください。」 ↓ 「えぇ、40分しかないん。」って思い、少し不安になりつつある頃、 ↓ 「宇部にも着陸できません。福岡へ向かいます。」不安は高まるばかりでした。 福岡空港 それでも、なんとかかんとか福岡で陸に降りることができました。 ↓ 地下鉄 しかし、ここは福岡、距離にしたら自宅-名古屋より遠いんだ。 博多 地下鉄に乗り博多へ、そして博多から新幹線に乗り込みました。 ↓ 新幹線 ひかり 地下鉄料金と広島までの新幹線料金は無料でした。 岡山 岡山に着き、こだまに乗り換え、最寄りの駅 相生に到着。相生駅まで家族に自動車で ↓ 新幹線 こだま 迎えに来てもらいました。 相生 こうして、通常なら往復4時間の旅なのに、1泊2日40時間かかった普通では考えられない旅が終わりました。 ジャンル別一覧
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